
命を救う水泳とは
水泳を習う理由!
当クラブは
毎月末に10分泳を
年末には1000mの持久泳行っています
理由があります。

文責: 日本体育協会・日本水泳連盟
日本スイミングクラブ協会公認水泳上級教師マスター
(株)ナユキスイミングクラブ代表: 名雪正彦
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2011年、12年、は震災のため大津波の事ばかりで、
水辺での水難事故の報道は注意喚起の事ぐらいでした。
2013年は水辺で起こった事故も含め
多くの水難事故の報道がなされました。
2014は海水浴場もまだ開かれていない5月6月から
水の事故が多発しました。
2015年の今年は2月に以下のニュースがありました。
| 岐阜県可児市のゴルフ場で17日(2015年2月)、
近所に住む小学2年生の岡崎凌久君と米澤龍音君が コース内の池に転落して死亡する事故があった。 2人はもう一人と一緒にゴルフ場に入り込み、 池の近くで石投げをして遊んでいたが、 龍音君が池に転落し、 助けようとした凌久も転落したという。 池は水深5メートルに達するところもあった。 |
悔しい事ですが、水難事故は毎年起こり、減りそうにありません。
カヌー・ヨット・サーフィン・ダイビング・など
自然との繋がりを深めたい人々の増加と比例しています。
水泳を練習する意味をもう一度考えてみましょう。
25m泳げる様になるため。
学校の級検定に受かるため。
人より速く泳ぎたいため。
いろいろありますが、
第一の目標は水の事故により命を落とさないため
(水の事故は怪我ではなく、呼吸停止から命を落とす事故につながるのです。
水の中では息は出来ませんから、死因は自ずと明らかです)
ではないでしょうか?
自分の命を守るためには何m泳げればいいでしょうか?

25mでは不足である事は波に巻かれたり、
冷たい河の中を流されたりした場合を想定すれば、明らかです。
自然の水場で命を確保するには、 最低1000mの泳力は必要でしょう。
10分間泳ぎ続けて、何メートル進めるかも大切です。
プールではなく、自然の水場で着衣のままの練習も定期的に必要でしょう。
離岸流や河口付近の潮 流の知識も大切です。
基礎になるのは本人の泳力です。
水泳を習う理由は命を守る事であり、
そのためには1000mの泳力が付くまで、
頑張る事が必要なのです。

10分で何メートル泳げるかを自分が分かっている事。
浮き身を取りながら、ただよう可能時間。
これらのチェックが毎月のように出来ていることが理想です。
当クラブでは毎月の練習に10分以上続けて泳ぐ、10分泳を行っています。
25mクロールが泳げる様になったからもう良いよ。
まだ1000mの泳力はないが、
「4年生になったら塾のために時間が無くなったから」、
「息子がサッカーをやりたいと言っている」
「娘が新体操に興味がある」
同じスポーツだし
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「サッカーでも、水泳でも 身体を動かす事には代わりはないから」
などの理由で
水泳がそれほど嫌いでないのに、
水泳から遠のいてしまうケースは以外に多いのです。
それは水泳練習の目的が 「はっきり」 していないからなです。
もちろん水泳が大好きで有ればそんな事にはなりません。
それほどでもない場合に、
| 1:他に興味のあるものができた。 2:○○○中学受験の為。 |
など
強い目的が他に生じた場合
が問題なのです。
水泳を習う目的は参加者各々違います。
しかし 水で命を失わないために練習する。 この事は水泳を習う人全員の重要課題だと思います。 |

極端な話、
塾や他のスポーツのためいつでも
水泳の時間をそちらに回して良いのです。
日本の学校には必ずプールがあります。
文部科学省が国民皆泳を目標にしている理由は命を守る事にあります。
1000mの泳力が付くまでは始めた以上頑張りましょう。
「当クラブは皆さんが1000m泳げる事」
を目指して指導しています。

始めたからには目的を達成するまでやり抜く
そのようにして強い精神力が身につきます。
その精神力が大人になったとき自分を支えてくれるでしょう。
当クラブは
@命を助ける1000mの泳力(10分泳で距離を伸ばす) が身につけるまで楽しい水泳を提供して 達成するまでやり抜く精神力 を身につけてもらいたい A一生楽しんで続けられる水泳を身につけてもらいたい B自然の中でも活用できる水泳を覚えて貰い サーフィンやカヌー、ダイビングなど 人生を豊かにするスポーツにつなげて欲しい。 Cお父さん、お母さんも子供達と一緒になり マリンスポーツや山歩きを楽しみ、 心の安定、身体の健康を身につけて欲しい。 D競い合いの気持ちも(メンタルの養成の観点から) 少しずつ養う。 |
それをサポートできるクラブを目指しています。
コーチ達は、以上の事を念頭において今日も指導に当たっています。